やっぱり公式戦はいいですね。
高校野球春季大会が真っ盛り。
池田工業は、どんなにかこの日を待ち焦がれたことでしょう。
昨年春に県大会出場チームが、
秋には部員6人で欠場。
さらに春先に1人退部し、
部員が足りるか不安の中で迎えた新年度。
何と新1年生13人が入部!
そのうち12人が中学での経験者。
試合ができます!余裕で。
そして昨年夏以来となる公式戦。
春の大会中信予選1回戦は28日、
梓川とでした。
昨年秋に練習を取材した際、
部員6人全員が投球練習していました。
正直、投手が務まりそうなのは1人ぐらいで、
心配でした。
ところが初戦でマウンドに立っていたのは
キャプテン山﨑君。
横手から丁寧にコーナーを突き、
中盤まで粘りの投球。
そして先発には1年生4人。
これも高校の選択の仕方の一つだと感じますね。
1年生からは守備、打撃ともキャリアを感じました。
試合は1対8で7回コールド負けでしたが、
何より選手から試合ができる喜びがあふれていましたね。
ベンチに笑顔で戻る選手たち、
それを笑顔で迎える秋廣監督。
野球って楽しいものなんだと、
みんなが感じていたのでしょう。
しかし、
すぐ夏に向けた戦いが始まります。
今度は出場が目的でなく、
一つでも二つでも勝つことになるでしょう。
最上級生が、これまでの苦労を生かし、
どんなチームにまとめるか注目です。
↑ 明るい池工ベンチ
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