主に少年を対象にした野球教室を取材することが多いです。
元プロ選手が講師を務める教室も、
県内では珍しくなくなりました。
説明を聞いていてあらためて思うのが、
野球の技術論というのは、
まだまだ確立されていないのか、
ということです。
つまり、講師によって指導ポイントが違うということです。
特にバッティングと捕球は教え方に違いが出ますよね。
プレーヤーだったころの感覚がかなり優先されている部分もあると思いますが、
プロのレベルで自分ができたことを、
特に技術が未熟な小学生に教えるには
「教える(伝える)技術」も重要だと感じますね。
野球には、サッカーのような指導ラインセンス制がありません。
通常、子供たちはチームの監督(指導者)個々の野球理論に
従うことになります。
元プロですら指導ポイントが異なるほどですから、
個々の指導者任せでなく、
何か組織的に
そして広域的に技術力を高める指導方法が
打ち出せないものかと考えます。
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