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高校野球の春の地区予選は11日、 順調にすべての日程を終えました。 県大会への地区順位も決定。 そんなに大きな波乱は感じませんでした。 一応すべての代表校を見ることができましたが、 取材した試合でエースが投げなかったり、 春は選手の起用も流動的なので一概に戦力を判断できませんが、 地区ごとにおさらいしましょう。 【北信】 ①長野商業②長野日大③長野吉田④長野東 ノーシードの長野商が、決勝で長野日大を1-0で下し優勝。 両チームとも決勝で1-0の試合ができるので、 投手力は安定。 長商は、酒井、塚田君の両左腕がけん引。 中野シニアで全国制覇した2年の塚田君、体も大きくなってたくましくなりました。 川上君が注目される長野日大ですが、同じ2年生の大島君、 さらに左も藤澤君、坂口君と駒が豊富。 長野吉田はエース田島君が好投、 長野東は打線がよくつながりました。 ↑ 長商にとって2年生塚田君の成長も大きい 【東信】 ①佐久長聖②上田西③小海④上田東 大激戦の東信は、 寺沢君を欠きながらも佐久長聖が制しました。 課題の打撃は結果を残しましたが、 投手陣の出来が気になります。 ノーシードの上田西は、初戦で地球環境を破ると、 決勝まで進出。 1年生の草海君ら新戦力が起爆剤となり、打線がつながりました。 夏2連覇を目指し、実力校が戻ってきた感じです。 昨秋は復活代表で県初出場の小海は、堂々3位で進出。 エース中島君を軸に非常に面白いチームになりました。 昨秋地区2位の上田東はエース柳沢君は安定している上、 打線も活発で連続の県大会です。 右の両角君とともに佐久長聖投手陣をけん引する阿部君 【中信】 ①創造学園②松本第一③梓川④都市大塩尻 昨秋地区2位の創造学園が優勝しました。 エース杉浦君はやはりいいですね。 準優勝の松本第一は、昨秋2回戦で敗れた松本工業に、 この春は同じ2回戦で雪辱。決勝まできました。 総合力のチームでしょうか。 3位には梓川がきました。 長身エース松本が投打に存在感を見せています。 3決で敗れた都市大塩尻は、 左腕エース村橋君に続く柱を確立したいところです。 ↑ ダイナミックな投球が持ち味の創造学園・杉浦君 【南信】 ①東海大三②岡谷南③諏訪清陵④下諏訪向陽 注目のセンバツ帰り、東海大三が、 岡谷南に昨秋の借りを返し優勝。 試合運びが落ち着いています。 決勝の左腕中村君、なかなかの切れでしたね。 調整中の高井君が戻ってくるとかなりの戦力です。 岡南も攻守に安定。 増田君、関君の左右2本柱と思っていましたが、 決勝で投げた右の澤田君も非常にいいボールを投げていました。 (失策絡みの5失点です) ノーシードの諏訪清陵。 捕手からコンバートのエース粟津原君が、 低めに丁寧に投げています。しぶといチームです。 下諏訪向陽は、昨秋に続いての県大会。 2人の小松君が試合をつくれるのが大きいですね。 ↑ エースナンバーを取り戻した東海大三の中村君 写真は優勝チームの左腕に統一してみました。 この春は、左右に軸をそろえたチームが多い感じです。 13日に県大会の抽選、 17日に開幕。 まずはシード権を懸けた初戦の組み合わせが気になるところです。 ホームページはこちらから ご購読お申し込みはこちらから
by naganonines
| 2014-05-12 02:45
| 高校生
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