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高校野球長野大会は18日、 4回戦8試合を行い、ベスト8が決定。 大会もいよいよ終盤戦に突入します。 8強は 小諸商、長野西、佐久長聖、創造学園、上田西、東京都市大塩尻、松本深志、松商学園。 シード長野日大が4回戦で敗れ、シードで残ったのは半分の4校。 地区別には北信1、東信3、中信4校、南信勢は姿を消しました。 公立は3校、私立が5校。 シード4校が敗れましたが、残った顔ぶれを見ると、力的にも驚かないチームばかりです。 3、4試合目となる4回戦になると チームの総合力、選手層の差がくっきりと出てきます。 4回戦を振り返りましょうー 〇小諸商 7-0 中野立志館 (7回コールド) 松本第一、長野を下した小諸商が完勝。 2番手の柳澤君が5安打完封。余力を残して準々決勝に進みます。 長野戦もそうでしたが、1年生の打力が少し弱いかな、と。 そこまで求めてはいけませんが。 初の16強に進んだ立志館、中盤に持ちこたえられませんでした。 〇長野西 11-1 松本美須々ヶ丘高校 シード岡南を破った長野西が勢いそのままに美須々を圧倒。 投打にいい状態で勝ち上がりました。 手ごわい須坂勢を連破した美須々でしたが、 ちょっと雰囲気に飲まれた感がありました。 左の2人はいいボールを放っていただけに残念でしたが、 16強は大健闘でしょう。 〇佐久長聖 9-2 東海大諏訪 (7回コールド) 長聖の重圧に東海が耐え切れなかった、というところでしょうか。 14安打と徐々に打撃陣は調子を上げてきた感じですが、 エース小林君の状態が気になります。 東海は序盤は意地を見せましたが、打撃戦になると苦しい。 春のリベンジ、なりませんでした。 〇創造学園 8―2 長野日大 勝敗はどう転んでも、と思いましたが、思わぬ点差になりました。 秋、春と組み合わせの不運もあり、なかなか勝てなかった創造ですが シード日大を倒しました。 2本塁打の破壊力、そして多彩な投手陣に驚かされます。 この先、誰を軸で回すのか。それともその日の状態か。 日大は2戦を大勝してきましたが、 力勝負となったこの試合、散発6安打で押し切られました。 松本第一もそうですが、春の大会で好調だったチームが、 すんなりいかないのが夏の難しさだと思いました。 〇上田西 13-0 松代 (5回コールド) こうなるとなかなか止めるチームはないでしょう。 上田西がギアを上げてきました。 1年生で本来はサードの塚田君が先発してますね。 投手が何枚もそろいました。 かなり余力を残して準々決勝に進めます。 2試合を接戦をものしてきた松代、力尽きた感があります。 〇東京都市大塩尻 5-1 丸子修学館 初戦で長野商を破った都市大、終盤に丸子の投手陣をとらえ、振り切ました。 投打がかみ合っている感じです。 丸子も投手陣が上がってきていましたが、 都市大の石田君から9安打しながら1得点と攻略できませんでした。 〇松本深志 2-0 松本工業 両チームの投手が踏ん張りましたが、 攻撃に幅がある深志が一枚上だった印象です。 深志は1年生の双子の弟小林絃君が5回を無失点。 その後を受けたエース唐澤もそれを上回る投球術で完封リレー。 松工の2年生エース筒井君も素晴らしいボールを放り3安打しか 許しませんでしたが、2失点。 まだまだ成長できます。 〇松商学園 9-7 飯田風越 敗れはしましたが、風越の大健闘といっていいでしょう。 辛くも逃げ切った松商は6失策。 投手陣が不安な上にこの守りは、 いくら攻撃力があってもこの先はさらに厳しくなりそうです。 19日は移動日。松本市野球場に会場を集約し、 20日から準々決勝。 残すところ7試合。ちょっと寂しいです。 ホームページはこちらから ご購読お申し込みはこちらから
by naganonines
| 2016-07-18 21:13
| 高校生
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