大げさに言いますと、長野県の野球史上、
初めての催しが盛大に開かれました。
第1回長野県ベースボールサミットは14日、松本市のホテルで開かれました。
高野連、中体連、シニア、ボーイズ、リトル、そして軟連の各団体、
それも全県から600人にも関係者、指導者が集結。
あくまで会場の都合での参加人数ですが、
同じ野球に携わりながら交わることのなかった多くの関係者が一堂に会したことに、
まずは大きな意味を感じます。
参加団体で構成する長野県青少年野球協議会の主催です。
協議会設立から含めると3年以上前から準備して迎えた、
大きな節目でもあります。
大きく言えば野球の振興、発展が目的ですが、
何と言っても競技人口の急速な減少への対応が最大の課題になります。
昨夏の甲子園優勝校、作新学院の小針監督と、
北海道野球協議会の柳理事長のご講演がメーンではありましたが、
まずは県内の情勢について参加者が共通認識を持ってもらえたのが、
次への大きな一歩かなと思います。
すでに上伊那地区などではネットワークを構築して
独自の活動を始めていますが、
この2月11日には北信で初めてサミットを開くなど
新たな動きも出てきています。
県の協議会として第1回のサミットを開きましたが、
これから活動をどのように展開していくか。
今回の熱が冷めないうちに
全県的に一歩ずつでも前進できればと思います。