丸子修学館と松代。
この2つの地域高校が今年、
節目の年を迎えます。
丸子は学校創立100周年。
松代は、野球部創部60周年。
こんな節目の年ですので、
次号で両野球部を取り上げたいと思い、
取材をしています。
いまでこそ上田市に編入しましたが、
以前は丸子町で唯一の高校だった丸子修学館(旧丸子実業)。
決して都市部でもない地域にあって、
甲子園出場11回と、
県内を代表する強豪になったのはなぜか。
もちろん中村良隆先生(前佐久長聖監督)の功績が
大きいのでしょうが、
野球部を支えた地域の野球熱は、
大変なものだと思います。
私の現役時代、
丸子(当時は山寺監督)ともよく対戦しましたが、
その強さの背景なんて考えたこともありませんでした。
いろんな地元の関係者の方に、
強豪となっていったゆえんをお伺いしたと思います。
そして松代。
学校創立100周年の2006年に、
悲願の甲子園出場を果たしています。
しかし、40歳代以上の方には
昭和50年代の黄金期の印象も強いのでは。
やはり名将、松野監督抜きに、
松代は語れないのではないでしょうか。
私の在学中、
松野先生は松代で終盤期だったと思います。
松代高グラウンドで変則ダブルをして、
堀越学園戦に手痛いエラーをしたのを
今も鮮明に覚えています…。
こちらも、
非常に地域のバックアップが熱いです。
やはりチームが強くなっていくには、
こうした地域の支えが不可欠なんでしょう。
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