一足先に中学チャンピオン

高校野球県大会の準決勝は、
上田西と佐久長聖の東信１、2位が決勝進出を決めました。
昨秋も、上田西と地球環境の東信勢決戦。
上田西が2連覇なるか。
長聖が東信地区決勝で敗れた雪辱なるか。
両校とも北信越進出は決めているので、
決勝はどんな戦いをしてくるのでしょうか。

北信越の最終枠を懸けた3位決定戦は
長野日大―松商学園となりました。
こちらは熾烈でしょう。
松商打線を、日大投手陣がどう抑えるか―
こんな展開でしょうか。

決勝、3位決定戦は10月2日（火）、
長野オリンピックスタジアムです。

さて高校の決勝を前に、
中学軟式野球の県チャンピオンが決まりました。
来春の全国大会を懸けて
第4回全日本少年春季軟式野球の県大会は9月30日、
駒ケ根で地区代表4チームによるトーナメント戦を行いました。
優勝は長野市東部中学校を母体にした長野東部クラブ。
体は平均して大きいですし、投打とも力強いです。
総合力で昨年全国を決めた中野平のような力も感じ、
10月末の北信越予選突破に期待が高まります。

準決勝は―
①永中ヤンキース（茅野市永明中）　４－３　塩尻塩嶺クラブ（塩尻中）
　両チームとも四死球、ミスが得点に絡んでしまいました。
　永中が最終回、粘る塩尻を何と振り切った勝利でした。

②長野東部クラブ　２－１　佐久長聖中　（8回特別延長）
　東部・金子、長聖・吉澤のしびれる投手戦でした。
　投球回制限で、両投手とも7回でマウンドを降り、
　8回特別延長で決着しましたが、
　二人の投げ合いをもっと見ていたかったです。
　吉澤君が、
　長聖高校夏のエース、五味君と重なって見えるのは私だけでしょうか。

決勝戦―
　長野東部　10－３　永中
　後半に東部が突き放しました。
　東部はよく走りました。
　球威のある投手が複数いるのも強みです。
　守備も堅かったですね。
　投手の投球制限のある中、部員13人の永中には
　2試合目終盤は投手のやりくりが大変でした。
　3回まではタイムリーで
　3－4と食い下がれたのは収穫でしょう。

　まだまだ各チームとも発展途上。
　長野東部には県代表として全国を狙ってほしいですし、
　敗れたチームも来春の巻き返しを期待しています。

↑　優勝した長野東部（左）と準優勝の永中。部員数も体格も違います。
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