本人にとっても
ファンにもとっても
決して凱旋とは呼べない帰郷でしょう。
東海大三出身、
09年のオリックス・ドラ1、甲斐拓哉投手の
BCリーグ、信濃グランセローズ入団が発表になりました。
入団4年目、育成契約となった甲斐投手を
神戸に訪ねたのが昨年6月。
故障も癒えて、支配下再登録を目指して階段を一歩ずつ上っていましたが、
昨秋オフ、無情の戦力外。
トライアウトで声がかかることもなく、
最後に選択したのが
信濃からの再挑戦です。
入団会見には県内の相当数のマスコミが集まりました。
甲斐投手も4年前のドラフト指名のころを思い出したのでは
ないでしょうか。
しかし、マスコミはシビアです。
成績を残せなければ、
すぐに離れていきます。
もちろん甲斐投手が一番分かっていることと思いますが。
BCリーグも相当厳しいです。
元NPBだけでは通用しません。
しかし、まだ22歳。
このチャンスをぜひものにして、
再び、NPBへ、そして1軍のマウンドに立ってほしいものです。
一番心配だったモチベーションも
会見からは十分高いと感じられました。
見栄えもいいし、やはり絵になる選手です。
ナインズもシーズン通して注目していきたいと思います。
↑ 三沢社長(左)と岡本新監督(右)と会見に臨んだ甲斐投手
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