夏の大会まで1週間。
各チームともベンチ入りメンバー、
つまり背番号を付ける選手が発表されたころではないでしょうか。
部員が多いチームでは、
ベンチから外れ涙を飲むことも当然あるわけで、
その中に3年生が含まれることもあるわけです。
そんな3年生に、
夏の大会に代わる晴れの舞台を、
と昨年から佐久長聖と上田西が交流戦を行っています。
今年も5日夜、県営上田を会場に行われました。
スタンドにはブラスバンドにチアリーダー、大勢の保護者、
さらに一般ファンとおぼしき人もネット裏に陣取り、
公式戦以上の入り込みでした。
試合は長聖が先行し、
上田西が大逆転し13-9で勝ちました。
この選手がベンチを外れるのか―と思わせるプレーがいくつもあり、
両校の層の厚さを感じずにはいられません。
また、選手たちが非常にいい雰囲気で戦っているのも
この交流戦ならではのものです。
試合後、長聖の選手代表(つまり公式戦ではベンチ外の選手)が、
スタンドに向かい、
「お父さん、お母さん、3年間ありがとうございました。
今日で選手は終え、サポート役に回り、甲子園を目指します」と
あいさつしたときは、
ちょっと目頭が熱くなりました。
上田西も3年生33人の大所帯ながら非常にまとまりの良さを感じます。
こういうチームはやはり強いわけです。
両チームが本大会でどんな戦いを見せてくれるか、
楽しみです。
↑ 両校スタンドとも結構入っています。3年生にとってもいい思い出でしょう。
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