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↑ こんなショッキングなタイトルの本を書店で見つけたので、 読んでみました。 これがなかなか長野県にも当てはまり、 共感する部分が多かったです。 野球人口の減少はあらためて申すまでもありませんが、 新年度、各地を回るにつけ、その深刻度をひしひし感じています。 子どもたちに野球が敬遠されるというより、 もっとネガティブに嫌われているのかな?とさえ思えてきます。 「野球崩壊」(イースト・プレス 1300円+税)は昨年9月に発刊されていたようです。 著書は野球ブログなど執筆しているライターの広尾晃さん。 多方面からのインタビュー記事もあり、 非常に客観にアプローチしている印象です。 競技人口減少の章で「野球エリートは減っていない」という項があります。 エリートというと選手が特定される印象がありますが、 これを強豪校で技術的にも肉体的にも、そして意欲もがっつりと甲子園を目指し、 さらにその上のステージも視野に入れる選手層と考えていただければと思います。 確かに、県内もこの層はあまり減っていないと感じがします。 ですから、強豪と言われる高校はあまり競技人口の減少にピンと来ていないかもしれません。 問題は、このがっつり高校野球層に続く層だと思います。 何と表現していいか、がっつりとまで野球に打ち込む意識でない層が、 急激に減少している気がします。 二極化ということなんでしょう。 野球離れの要因についても語られています。 親の負担、パワハラ的な指導などこれまでの言われていることや、 各野球団体がお山の大将で団結できないことも指摘しています。 長野県でも野球協議会が立ち上がり、団結の動きがありますが、 全国的な動きは全然もの足りません。 アメリカのリトルリーグの指導現場から提言も寄せられています。 リトルのコーチが教える心構えは 「こんな楽しいベースボールを明日もやりたい、 明後日も、5年後も10年後もやりたい気持ちにさせること」と言っています。 これに尽きますね。 日本の野球少年はこう思って野球をやっているでしょうか? Jリーグの元チェアマン、川淵三郎さんのインタビューを興味深いです。 川淵さんはもともと野球好きなんだそうです。 そんな川淵さんからも野球界に提言がなされています。 最後のところに「野球界は野球のことだけ考えないこと。子どもを野球に 縛りつけないこと。子どもを野球に拘束することが、野球人口につながるわけでは ありません。もっと視野を広げて、新しい野球を作ってほしい」と語っています。 その通りだと思います。 ですから、サッカーと手を組んでもいいんです。 ここまで野球離れが進むと1年や2年でかつての人気を取り戻すことは困難です。 長らくその人気にあぐらをかき、野球界として何もしてこなかったつけだとも思います。 ここまで来たら、中途半端な再建策でなく、 次世代を見据えた変革ができないものかと考えます。 この長野県から何か全国に発信できるればー nines5月号 好評発売中! ホームページはこちらから ご購読お申し込みはこちらから
by naganonines
| 2017-05-03 22:26
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