春の高校野球長野県大会は残すところ2日間となりました。思わぬ日程のスライドが起きましたが、15日に準決勝2試合が諏訪湖スタジアムで行われます。結果的に各地区1位が順当に残ってのカード。昨秋も同様でして、どうして何でしょうか。上田西と東海大諏訪はやはり少し抜けているので、昨秋に続く4強入りは堅いところですが、2季続けて順当な勝ち上がりというのは珍しいと思います。
その上田西と東海が、昨秋に続いて準決勝で対戦。上田西は、エース阿部君がベンチを外れていますが、ほかの投手陣がまったく不安を感じさせない投球をしているのが大きな収穫だと思います。東海もエース横田君を筆頭に控えを含む投手陣の安定感の高さが光ります。北信越を懸けて両チーム、誰を先発させるか注目です。
もう一つの準決勝は、長野商―都市大塩尻です。ともに準々決勝をいい形で競り勝ってきただけに好ゲームが期待されます。両チームともきちっとした右のエースがいるので、まず守りから主導権を握っていきたいところです。
この両チームに関してここまでのゲームで別のアプローチを。長商は準々決勝で佐久長聖を撃破。その試合で長聖の先発は2年生左腕の梅野君。彼が中学時代に所属していた千曲ボーイズで、一つ上の先輩が長商に緑川主将はじめ何人かいますので、その対戦が見られず残念でした。
また都市大は1回戦で飯田と対戦。飯田の部長・中村先生と、都市大の部長・荻原先生は佐久長聖の先輩後輩。試合前のオーダー交換で両部長が並んで立ち会っている姿はとても貴重に感じましたね。ホームページはこちらからご購読お申し込みはこちらから