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高校野球県大会は25日、 2会場で準々決勝4試合を行い、 ベスト4が決まりました。 私は長野オリンピックススタジアム会場にお邪魔しました。 まだ新チームになった飯山を見ていなかったですし、 上田西戦で満を持して登板するだろう常田君もチェックしたいところでした。 飯山・常田君、上田西・阿部君が先発しましたが、 結果にこんなハイスコアになるとは思いませんでした。 常田君は終盤こそ疲れから上田西打線につかまりましたが、 スピード、変化球の切れともこの時期としては別格の印象でした。 阿部君はあまり出来はよくなかったですが、 飯山打線はこれまでのロースコア打線が嘘のようにとらえていました。 吉池監督も「こんなに打つなら、もっと早く打ってくれ」とうれしい誤算だったようですが、 夏から総入れ替えの野手陣もかなりポテンシャルの高さを感じました。 経験を積み、一冬体力をつけると来春もかなりいい位置につけるのではないでしょうか。 何せ、常田君がいるのは強みです。 上田西は、7回に追いついた直後に再び勝ち越されときは敗戦も浮かびましたが、 人材、攻撃の引き出しが多彩です。 波に乗ると手が付けられません。 準決勝までに阿部君の再調整ぶりに注目です。 第2試合 佐久長聖 1ー0 東海大諏訪。 淡々と進む投手戦で数字的にもほぼ互角。 安打数 長聖 7(うち二塁打2) 東海7(うち二塁打1) 四死球 長聖 2 東海3 犠打飛 長聖 1 東海1 盗塁 長聖 0 東海0 三振 長聖 1 東海5 残塁 長聖 4 東海6 失策 長聖 0 東海0 先発は長聖・梅野君、東海・有賀君の両エース左腕。 二人とも力で押すというより切れで勝負する、似たタイプの投手です。 長聖は3度の盗塁死があり、東海は2度のけん制死と、 ともにたたみ掛けられなかった部分も似ていますが、 両投手よく粘りました。 この1点の差は何だったのか。 得点圏でタイムリーが出たということですが、 その起点が先頭打者の二塁打。 両チームとも投手を軸にきちっとした守り、野球ができることが分かりました。 この先、得点力をどう上げるか。 単純にスイングの力が上がってくるだけで怖いと思います。 県営上田野球場。 第1試合、松本第一 12-10 松商学園 スコアブックを見ただけですが 荒れましたね。 4回までで松本第一が10-1となったときも驚きましたが、 最終的にこのスコアとは。 松商は18安打、松本第一は13安打。 勝った松本第一も課題が残りましたね。 継投がはまってきた松商は5投手をつぎ込みましたが、 5回までに12失点は重すぎました。 実際に見てませんが、 力のある両チームがこうなってしまうんですね。 流れというのは怖いです。 第2試合 長野日大 6-3 小諸商 日大が3点差をひっくりかえしての見事な逆転勝ち。 小諸商に分がいいですね。 日大・栗木君、小諸商・加藤君の本格右腕の対決も見たかったですね。 上位常連の小諸商ですが、ここのところ8つの壁に苦しんでいる気がします。 日大は3年連続で秋4強。 あと一つ勝って今年こそ北信越の思いはどこよりも強いはずです。 nines9月号 まだまだ書店にー ホームページはこちらから ご購読お申し込みはこちらから
by naganonines
| 2019-09-25 18:31
| 高校生
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