nines編集部ブログ

• 三代
  [ 2014-07 -10 03:02 ]

強烈な台風が近づいてきました。
12日の高校野球開幕を前に
最後の仕上げをしたい各校ですが、
少し予定が狂いそうです。
被害もなく、開幕を迎えたいところです。

さてｎｉｎｅｓ7月号では「タイムスリップ」という新コーナーをスタートしました。
ある年にさかのぼって、活躍したチームを紹介するものです。
初回は、１９８４年に夏の県大会を初めて制した篠ノ井高校です。

もともと女子高で、
創部7年目の野球部を率いたのが、
内田監督です。
今年76歳になられました。
まともな野球グラウンドもない中で、
実績もないチームを一気に頂点に導きました。

ところで
内田先生が篠ノ井に赴任する前の前の勤務地が臼田高校です。
そこでの教え子が、現臼田監督の草間先生。
石川の金沢桜丘と上田を甲子園に導いた名将です。
この師弟関係は知りませんでした。

そして昨年長野大会を初制覇した上田西の原監督。
草間先生の上田時代の教え子です。
内田先生から見ると孫弟子の関係となるでしょうか。

師弟3代で甲子園出場というのも、
県内ではかなり珍しいのではないでしょうか。

内田先生が率いた篠ノ井とは
私の高校時代によーく練習試合をした記憶があります。
草間先生は強打を前面に、
原先生は守備から入る、といった具合に
チームづくりの流れは若干違うように感じます。
ただ、3監督ともうまく選手を乗せて戦うあたりは、
三代で受け継がれているような気がします。

この夏は当時の篠ノ井のような
フレッシュな旋風は吹くでしょうか。

ｎｉｎｅｓ7月号　好評発売中
href="http://nines.co.jp" target="_blank">ホームページはこちらから

ご購読お申し込みはこちらから